坂根 有香 YUKA SAKANE -意匠- 大阪事務所 設計室 1998年入社
私はただ設計の仕事が面白そうだからという単純な理由でこの世界に飛び込みました。設計の仕事をされている方の傍で、雑用程度でもお役に立て、ものづくりの一員になれたらと思っていました。 最初はドキドキしながら進めていましたが、自分の想いがカタチになる面白さを感じ、徐々に欲張りになり、今では厚かましさも兼ね備えるようになりました。 でも、今でも山積みの問題に心が折れそうになることがあります。 そんな時は、まわりの先輩や同僚の助けを借りて、目の前にある課題をクリアし、『常に今の自分にできること』を客観視することで、何とかやり遂げてきました。
医療・福祉の内藤ですが、社内に実績がなかったり、実生活でも見る機会のないような、特殊な物件に携わることが多かったように思います。そのため、どのように利用されるか想像がつかず、進め方にも苦労することがありました。しかし、色んな世界の裏側をのぞき見したようで面白く、視野や人脈が広がり、情報を集めることの大切さや、自ら発信することの重要性を感じました。 管理職に関してはまだまだ新人なので、どうしたら良いか分からず思い悩む毎日ですが、設計の時と同じように、悩んで悩んで、最後には「もう、自分の思うようにやる!」と開き直るのだろうと思います。
最近は中途採用の面接にも出席するようになり、一緒に働きたい人のイメージが徐々に出来てきました。 【誠実さと責任感】設計図に描かれる線の一本一本で工事費が左右される事を肝に銘じ、たとえどんな作業でも誠実に取り組むことが大切です。様々な困難に向き合う責任感があれば、周囲が優しい手を差し伸べてくれます。 【慎重さと大胆さ】想定されるリスクを排除し、常に最善の選択が出来ているかを考える慎重さと、プロジェクトを推進していくために決断するという大胆さも必要です。 【対話と気配り】コミュニケーションによる情報共有だけでなく、会話の中には問題解決のヒントが隠されていることもあります。相手が求めている本質を見極め、要望を具現化する まさに「対話の設計」です。また、多くの人と協働するため、相手の立場に立った気配りで交渉事も円滑に進めることが出来ると思います。