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実績紹介

特別養護老人ホーム かたの美来

住み慣れた地域で生活する介護施設

 敷地の北側、南側に住宅が建ち並んでいるため、平面形状をL型とし、入所者の生活する場を近隣住宅と近距離で向かい合わせない配置計画とした。また、敷地に高低差があり、計画建物の3階・屋上が近隣住宅の生活するレベルと同じ高さになるため、計画建物から出る音・光・臭いに対して慎重な計画を行っている。1階の南側に面した部分にデイサービスを配置し、明るく開放された空間とした。2階・3階の各ユニットの突き当りをオープンエンドとし、閉塞感のない空間とした。L型の中央に管理部門を集約する事により職員の移動が短くなるように考慮している。内装は木目を基調とし、個室とトイレの扉色、共同生活室と個室の床の色を分け、利用者にとって分かりやすいことを念頭に色調の選定を行った。

■所在地
大阪府交野市東倉治

■延床面積
1,817.45㎡

■構造
鉄骨造
地上3階

■竣工
2017年3月

■定員
67

■全体定員
67

東京北医療センター南館

先進医療の充実と患者アメニティーの向上を図った新棟施設

 東京北医療センターは赤羽台の緑豊かな高台にある周産期医療、小児夜間医療、救急医療に力を入れた中核病院です。今回敷地内に別棟として血液の様々な診療を行う血液内科外来、幹細胞の調整や検定を行うCPCや高い清浄度を確保できる無菌病室を有する血液内科病棟を増築しました。病棟はコンパクトで効率的な動線によりスタッフが見守りやすい計画としています。高台から見下ろすことができる位置にあるデイコーナーは患者や家族の安らげる場所となっています。
 また地域から愛され、親しまれ、信頼される病院を目指しており、地域より要望のあったカフェテリアと病児病後児保育室を新棟1階に新設しました。カフェテリアは東京北医療センターオリジナルの設計であり、待合システムを組み込んで診察の待ち時間に利用できるようにしたり、医療ガスを配置するなど病院としての機能を盛り込みながら患者アメニティーの向上を図っています。

■所在地
東京都北区赤羽台

■延床面積
3,728.46㎡

■構造
鉄筋コンクリート造
地上4階地下1階

■竣工
2017年2月

■病床数
63

■全体病床数
343

徳島県立海部病院

南海トラフの巨大地震を迎え撃つ「前線基地」

 南海トラフ巨大地震による津波(10m強予測)被害への抜本的対策として、公立病院初の高台(TP+15.6m)への移転改築事業が進められた。敷地は一つの山の切り崩し、高台に病院敷地の造成を行った。“平常時、救急病院としての医療機能を備えつつ、災害時に負傷者の治療・受入れがスムーズにできる可変性をもつ災害対策強化病院「リバーシブル病院」“が設計主旨である。
 南海トラフの巨大地震を迎え撃つ「前線基地」であり、「平常時」と「災害時」の双方でシームレスな医療の提供を可能としている。
 病院棟と立体駐車場の屋上の2か所にヘリポートを設置しており、病院棟は平常時はドクターヘリの運行による救急医療体制の強化を図り、立体駐車場の屋上ヘリポートは、災害時の防災ヘリや自衛隊ヘリを運行することで、平常時と災害時の双方でシームレスな医療の提供を図る計画である。
 発災時には、ツインヘリポートで負傷者や物資を大規模に搬送するとともに、4階病棟を「災害病棟・災害時ICU」として運用を可能とし、「先端災害医療拠点」として、迅速かつ効果的な災害医療を提供する。

■所在地
徳島県海部郡牟岐町

■延床面積
病院棟10,759.71㎡

■構造
鉄筋コンクリート造、免震構造、地上6階、PH1階

■竣工
2017年1月

■病床数
一般病床102床、結核4床、感染症4床 計110床

社会福祉法人幸生会 諫早療育センター

安心・安全に生活できる障害児入所施設

 諫早療育センターは医療が必要な重症障害児の入所施設として、長崎県内で数多くの福祉事業を行う、当法人の障害者福祉施設の拠点として建替えを行いました。
 入所者は重症度が高く、NICU・PICU等の集中治療を終えた障害児が入所するため、医療環境の充実および、療養環境の向上を目指しました。
病棟は重症度による編成となっており、超重症児フロアは医療との連携を考慮し診療部門と隣接配置しています。
 災害時、自走避難のできない入所者に対応するため、ベッドのまま病室からバルコニーへの避難を容易とし、且つ全周バルコニーによって水平移動できる安全な避難計画としています。また、内装や設備等、入所者の障害とならない安心して利用できるディティールとしています。

■所在地
長崎県諫早市有喜町

■延床面積
12,095.96㎡

■構造
RC造 一部S造
地上4階

■竣工
2016年9月

■病床数
180

■全体病床数
180

高齢者総合福祉センター ライトハウス朱雀

視覚障害者にやさしい高齢者複合施設

京都府下で唯一の視覚障害高齢者の対応施設となる盲養護老人ホーム「船岡寮」は、施設の老朽化や介護の重度化により、趣味や日常生活を楽しみ、生きがいを感じながら暮らすことへの支援が手薄になりがちでした。また在宅の視覚高齢障害者同様に、視覚障害者ゆえに一般の特別養護老人ホームに移ることへの不安があります。そこで「船岡寮」の改築に併せ、長年の夢である「視覚障害者にやさしい特別養護老人ホーム」との複合施設『ライトハウス朱雀』が構想されました。
1階には地域交流スペースや通所部門、厨房等のサービス部門、管理部門が置かれ、避難等への配慮から2階、3階に特別養護老人ホームを、また自立した生活を満喫できるスペースとして4階、5階に盲養護老人ホームを配置しています。
視覚障害者が確実に安全に避難できる、あるいは誘導できるシンプルなプランとし、また施設全体の防災力も充実しています。
都市居住施設として高密度な計画となる中、建物前面に公園、隣接して保育園や共同住宅、近くには各種店舗もあり、活気や利便性にも恵まれています。地域交流スペースを充実し、笑顔のこぼれる生活も期待できます。また船岡寮にもあった「匂いの花園」をここにも引き継ぎ、4階、5階をつなぐ季節感あふれる屋上庭園をつくりました。
「見えない・見えにくい」を克服する“安心して行動できる工夫”“快適に過ごせる工夫”を、施設スタッフ様と探りながら形にしてきました。触知模型、触知図面等による理解も得ながら、特に「点字に頼らない誘導案内」や「ADLに応じたトイレ空間」を追求しました。
全て個室となる居室はモックアップをつくり、入居者の意見も取り入れ、細部にも反映しています。居間や食堂にはできるだけ自然光や風の流れを取り入れ、また木製格子天井を始め温かみのある落ち着いたインテリアとしています。

■所在地
京都府京都市中京区西ノ京新建町

■延床面積
6,038㎡

■構造
S造
地上5階

■竣工
2016年4月

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  1. 医療施設
  2. 福祉施設
  3. 教育施設
  4. その他

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